grandfather paradox 【紫京院瑞姫】
ごきげんよう、紫京院です。
冷たい空気が頬を刺して日照時間が減ると、私の季節がやってきた、と思います。
家にこもって、陰鬱で長くて毒にも薬にもならない文章をつい書きたくなる。街全体がお祭りムードになるのも、本当は寂しくてたまらないのをなんとか紛らそうとしているように見えて余計にセンチメンタリスムな気分にさせられる。
「ケ」の予感を「ハレ」で必死に隠してしまおうとする、そんな哀愁は嫌いじゃない。
そんな私の大好きな冬が訪れましたが、我々怒麗面短刀は唯一絶対真実の晴れ。
みんなと集まれたことを心から喜んで1年間生き抜いたことをお祝いする『FEMIKING BLACK METAL』でセロトニンにオキシトシン、ドーパミンを大放出!
イルミネーションよりも明るく、サンタクロースよりも紅く。みんなにお祭りを届けに行きます。
走り屋 怒麗面短刀、歳忘れ暴走ワンマン!ブーンブーン! フライヤー表面 製作:第六天魔王知乃、アカバネ 被写体:第六天魔王知乃
物質的な保存を依拠しない芸術たる芝居において、フライヤーは数少ない永久に変わらず残せるもの。ライブハウスから出た後も、観てから何年も経った後も、ライブハウスで過ごした私たちとの時間を思い出すきっかけになるアイテムかと個人的に思っています。
走り屋 怒麗面短刀、歳忘れ暴走ワンマン!ブーンブーン! フライヤー裏面 製作:第六天魔王知乃、アカバネ 撮影:アカバネ 被写体:紫京院瑞姫
裏面は私が飾らせていただきました。
衣装もヘアメも、毎回、私の美をより引き立ててくれて感謝@第六天魔王様ですね。撮影はアカバネさんがしてくれました。本当に人のいいところを見つけるのが上手で、毎回全部のショットを奇跡の1枚にしてくれます。
お気付きの方はいますかね?今年1年を通して「清純派」なビジュアルが多かったわたくしですが、いい加減に痺れを切らした知乃さんに顔をやりたい放題メイク♪してもらいました。みなさんがお待ちかねのビジュアル公開がされたら、カラーで、そしてすっぴんから大変身の様子もお届けしたいです。お楽しみに!
親殺しのパラドクス
ここでタイトルの回収です。知っていますか?これはかつて私が青春を捧げた作家、寺山修司の代表作「田園に死す」でも提示された問題です。
もし君がタイムマシンに乗って数百年を遡り、君の三代前のおばあさんを殺したとしたら、現在の君は居なくなると思うか?