心は世界で最も遠い場所【紫京院瑞姫】
この後ブロマンス警察の活動を行うのでワンクッションでトレメンドス・プロパガンダを挟む。
【プロパガンダ①】
2025年5月18日(日)
特化型教育機関 トレメンドス・アカデミー 校外学習『満面の笑顔で咲く薔薇を。TWILIGHT LOVERSの休日』
薔薇園に行った後、3月に行ったトワラバの映像(激レア。今後販売があるかも公開があるかもわからない特別な記録)を観る、という、まるでその名の通り、黄昏の恋人たちのデートのような企画。
どんな男に、どんな立派な薔薇園に連れて行かれたとしてもそこにロマンを感じない、不本意だと感じる、女と行く方がロマンを感じる、そんな聡明で勇敢な女たちへ私たちからの招待状です。どうか私たちとデートしてくれませんか?たくさんのご参加、お待ちしております。
【プロパガンダ②】
2025年6月8日(日)
お客様感謝企画 フリーマーケット
第二回「Wichtelmännchen-魔法の小人たち-」夏の装い&お茶(持参)会
トレメンドスの歴戦のお衣装やメンバーが大切にしていたお洋服を、大切なミリタントになら引き継ぎたいというこの企画。前回は秋口に行ったけれど今回は夏を迎えるための夏服を!女同士なら、お金がないこともそれでもお洋服がほしいこともすごくわかるから、どんなことも着たい服を諦める理由になってほしくないしかわいい服ほしいって言うのって当たり前に人権なので、かわいい価格設定ができるよう尽力します。なので今回もたくさんのご参加よろしくお願いいたします!
【プロパガンダ③】
2025年6月28日(土)
特別イベント㊙️
マル秘だよ!だってマル秘なんだから。誰にもまだ言わないんだからねー。ほんとだよ。内緒だよ。まだね。でも秘密って秘密にすればするほど燃えるので、激アツイベントなことは間違い無いです。ご予定ちょうだいしたいな。空けとくお約束してくれると嬉しいです。
【プロパガンダ④】
2025年7月1日(火)~2日(水)
『UNION 2.0』
於・練馬区立大泉学園ゆめりあホール
お待たせしました。本公演です。今回もホールで!すっごく大きな会場です。このレターで最後の方に書くけど今回このUNION 2.0って私にとって(まあトレメンドスの作品全部に言えるんだけど)転機のような作品になるので、私自身もこれから楽しみです。鋭意稽古中です。周りの女を連れてきて、対戦よろしくお願いします!
プロパガンダはここまでで、近況報告。ブロマンス警察出勤のお時間です。最近ハマった新しいコンテンツ。トワイライト・ウォリアーズ。忍たま乱太郎。YOUNITE(韓国男アイドルのグループ)のウンホ。
どうして、アジアの男どもってこんなに年功序列、礼儀を重んじ、1個や2個の年の差でさえ偉そうになったりヘコヘコしたり犬みたいに懐いたりするんだろう。忍たまくらいの年齢のガキなど、我々からしたら年の差なんてどんぐりの背比べなのに先輩後輩重んじててかわいいね。(尚、初めて、1年生でも10歳というのを知り、罪悪感をギリ感じずに済む、女オタクに優しい年齢設定なのが上手いなと思った)東アジアにしかない湿度、肌と肌が一度くっつけば、もう離れない、化粧水のCMのような肌もち感。マットなファンデーションを塗って無機質ぶってもなお肌を光らせる韓国アイドルのキラキラのハイライトのしずる感はその湿度を現すポルノ描写であろう。有機物であることを隠そうとしても無駄なのだ。欲動は流れているのだ。
忍者の服装は、肌や髪を露出しない、イ××ム教のベールのように、欲情の裏返しから来るタブーだ。男どもがタブーを課せられ、男同士、タブーの中身に欲情しあう。毎日、脱がされるためにベールを身につけて、髪を結う。なんと甘美なことか。これを、クールジャパンと呼ぶに違いない。忍ぼうとすればするほど、男同士の劣情は忍びに収まらず、貴腐人の筆を進ませる。忍ぶ者ほど白昼に晒し、劣情を暴きたくなるのだ。
トワイライト・ウォリアーズという、香港の九龍城砦が舞台のブロマンス映画。まるで、ボロアパートの4畳半、冷房のない部屋でタンクトップ一枚で汗を扇風機で乾かす、麦茶を入れたコップはとうに飲み干されることはなく、結露で周りに水溜りを作る。氷が溶けてからりと音を立て男2人が目覚めた時には陽はとっくに沈んでおり、彼らはようやく街へ繰り出すのであった。そんな、ない記憶が匂いと質感を持って劇場に立ち込める。砂埃が汗ばむ肌につく感覚も、彼らにとっては取るに足らない日常であり、しかし確実に重要な欲動の発露なのだ。
私は、好きなことが増えることが、自分のアンテナが現役で生きていることが嬉しいし、それを表す言語があることに胸が張れる。私は心の底から男が嫌いで、どんなに無害でも、存在するだけで、私が警戒心を発露することをいつだって無条件に許されたいと思っている。だが世界の半分は男で、皆殺ししない限り私が警戒心で頭が狂わないことは不可能に等しい。だから、現状できることを、己の考え方をポジティブに変えたりをするべきだと思っている。そんな中、私が安らぐのはブロマンス。女同士安心安全空間でいるのと同じくらい安心安全な行為だと感じるし、男が嫌いなことと消費したいことになんの矛盾もタブーも感じずに、己のわがままを突き通せることを証明する行為である。そして、中学生の頃は密やかにオタクだった時から、今は周りにブロマンス警察がいて、このような活動ができている。いないことにしていた、自分の欲動を、中学生の頃に息を潜めていたオタク性を取り戻し、自分はあの時から変わっていない要素を持ち続ける、連続性のある一貫した人物だと言える行為だ。
今まで潜めていた分の欲動を発露し、今後もブロマンス警察の活動に精を出す。そんな環境を築いてくれた、私を私でいさせてくれるミリタントたちへ、いつもありがとう。
現場で、メッセージで、話しましょう。あなたの推しカプはなんですか?あなたの"推す"にはどんな傾向がありますか?私の活動理念は「可哀想は可愛い」です。ブロマンス警察、全国拡大に向けてよろしくお願いいたします。
そしてここからはUNION 2.0に関わる、紫京院瑞姫としての話を。