程々に【遥香雛】
1日8時間週5日働くってしんどくない?って最近よく職場の子と話す。
1日6時間週3日とかで充分に暮らせるお金ほしいよねって。
海外からの観光客って結構日本に長期滞在する人が多いんだけど、ということはつまりその期間休暇ってことだよね?って思ったら日本人って本当に働きすぎだと思う。
男がヒリつきながら働きたいならそれはどうぞ好きにしてって思うけど、もう少し休んでも良いんじゃないかなって。
フルタイムの定義って誰がいつ決めたんだろうって思って調べたら、1917年に定められたものだった。
産業革命の時代、1日10~16時間デフォで働かされていたことを考えると、当時としては8時間働いて8時間休んで8時間好きなことをやるっていうのは画期的だったかもしれない。
でも実際は8時間働いたら8時間休んで8時間好きなことをやるのは不可能なんだよね。
これって拘束時間じゃなくて実働時間だから、実際は9時間拘束になるし、往復の移動時間もある。
労働以外にも家に帰れば家事もやらなきゃいけない。朝家を出る前にメイクをしたりヘアをやったり身だしなみを整えなきゃいけない。
必然的に好きなことをやる時間か休む時間のいずれかを削らざるを得なくなる。
週4出勤OKの企業が出てきたりリモート対応の企業が増えたりとかはあるけど、でも大枠は100年以上前に定められたところから変わってないって正直驚きだった。