時間も空間も死も離れ離れにすることはできない@天極楽如月
みなさまごきげんよう🎀
天極楽如月です。
レターの本題の前に2つほどお知らせをദ്ദി^ᴗ ̫ ᴗ^₎
📢お知らせその①
「トレメンドス新年特別企画!
新春⭐︎盤上のガチバトル____。
ボードゲームの宴~華麗なる王手~」
日時🎍2026年1月11日(日) 15:00〜
会場🎍都内某所
チケット🎍女性2000円(1000円+軽食代1000円)
チケット発売🎍2025年12月30日(火)18:00〜
プロデューサー・たまえからのご挨拶🐱⬇️
「年末年始は家族イベをはじめ、様々な男性支配社会イベントで神経を磨耗してしまうでしょう。ということで、トレメンドスで新年ボドゲ会をすることにしました!!
女だけの安心安全スペースで、みんなでゆるりとボードゲームをしながら、新しい年を迎えましょうね。皆様と一緒にボードゲームするの、とても楽しみにしております😺(たまえ)」
ということで、新年一発目の緊急イベントが決定しました💖
みんなで集まって食べたり話したりしながらボドゲ会。もうおもろすぎる。
たまえの挨拶にもある通り、親戚イベなどで精神をすり減らすことも多い年末年始。そんな時間はトレメンドスとの楽しい思い出で上書き保存しましょう(ᐡ ෆ ̫ ෆ ᐡ)
チケ発は明日12月30日(火)18:00〜を予定しております!いつものごとく途中参加、途中退出OKだと思うのでお気軽にご参加くださいദ്ദി^ᴗ ̫ ᴗ^₎天極楽もいるよ〜!あけおめさせて〜!
📢お知らせその②
「虐待の国のサラ」配信開始🎥
2025年12月20日(土)21日(日)に上演いたしました本公演「虐待の国のサラ」の映像配信が昨日より開始しております💖
これまでは2週間限定のアーカイブでしたが、今回はなんと2026年1月25日(日)23:59まで購入、ご視聴が可能!
チケット価格は3500円です🎫
1回のご購入で何度もご視聴可能なので年末年始はサラと愉快な仲間達と一緒にദ്ദി^ᴗ ̫ ᴗ^₎
ご感想は #トレメンドス をつけてツイートしていただけると嬉しいです😻
以上トレメンドスからの楽しいお知らせでした🪄➰⋆꙳
ではレターの本題に。
「虐待の国のサラ」ご来場くださった皆様、本当にありがとうございます。
お知らせの通り、本公演は私天極楽如月の俳優引退公演でした。
ずっと、客席にいる目の前の一人一人を、横に並ぶ劇団員や客演さんを、そしてわたしを救うために全力でやってきたから、「引退だから特別に頑張る!」ということはしたくなくて、いつも通りのマインドで稽古に臨みました。
追い詰められないと本領発揮できないタイプだから毎作品セリフ覚えが本番2週間前まで鬼の悪さ(この日に台本外すよ!と言われた日に毎回台本持ってるぐらいには)だったんだけど、それも変わらず。知乃さんに「あんた達セリフ覚え本当にやばいよ!?」ってたまえと共に怒られたりなどしました。(はよ覚えろ)
自分で引退という選択をしたから実感も何もという感じではあるんだけど、本当に本番の前日ぐらいまで引退の実感がなくて。
本番当日、楽屋でバタバタと準備に追われていたら知乃さんに「やること何も終わってないと思うんだけど、ロビーきて!」って結構緊急事態的な感じで呼び出されて、受付スタッフの打ち合わせかなぁと呑気に考えながら小走りでロビーに向かったら、メンカラのピンク色の大きなフラスタが飾られてて。
何が起きたのかわからなかった。
一瞬「劇団からのフラスタか!?」と思ってボードを見たらそこには「ミリタント一同」の文字。
人生で受けたサプライズの中で一番嬉しくて一番感動したのと、稽古期間一回も引退のことで泣いたことなかったのに、「これで本当に最後なんだ」という実感がフラスタ見た瞬間一気に沸いてきて、声を上げて泣きました。
このツイートに全ての様子が載ってます。場当たり中なのにお構いなしに声あげて泣いてる。この動画見てまた泣いてる。9件もブックマークついててふふってなった。
うちのおじいが認知症で何十年も前の出来事を今起きてる出来事かのように話すんだけど、わたしにそのときがきたら絶対にこの日のこと話すんだろうなぁと思う。
本当に何も知らなかったからびっくりしたよ〜😭
ピンクのお花にいっぱいのバルーン、大きなリボン、そしてこれまでの写真が使われたデコボード、自覚がなかったわけではなかったけど自分が自覚していた以上のみんなの愛を感じた。
こう見えてわたしは自分に自信がないタイプなので、わたしはみんなの前に立つのに相応しい人間だったかな、わたしはみんなのことを救えているのかな、みんなはわたしと出会えてよかったと思っていてくれてるかな、なんて考えることも多かったけど、一瞬でもそんなこと考えたことがあるのが申し訳ないぐらい、紛れもない愛をもらった。
いつも会いにきてくれるミリタント達や、遠方に住んでるミリタントや、本当にたくさんの愛する女達がこの企画に参加してくれたと聞いています。企画してくれたミリタント、そして企画に参加してくれたミリタント達、本当に、本当に、本当にありがとう。わたしも、みんなのことが本当に大好きだよ。今までも、これからもずーっと。
この大きな愛に恥じないよう、これからもみんなと生き続けるし、ママの歳だって笑顔で超えるし、治療に励みます。約束する。
公演の最後はサプライズで、『TWILIGHT LOVERS』の「soul union」を知乃さんと歌わせていただきました。
撮影:佐々木啓太様
立ち稽古に入ったぐらいで知乃さんとえんさんが「「運命があるなら」(サラのラスト曲)が終わった後、一曲歌ってもらいたい」って言ってくれて、最初はやっぱり「ローラ(ダリア)の詩」かなぁと思ってたんだけど、わたしの隣にはいつも知乃さんがいたのでどうしても最後に一緒に歌いたくて「soul union」を選びました。わたしとミリタント達もsoul unionだしね。イントロが流れた瞬間にみんなが手で口を押さえてびっくりしてくれたのが嬉しくて愛おしかったな。みんなの泣き顔を見てたら途中泣いて歌えなくなっちゃった。
"女同士の結合は魂の繋がりだ。どんな苦しみも悲しみも二人なら乗り越えられる。どんな喜びも楽しみも二人じゃなきゃ意味がない。時間も空間も死も離れ離れにすることはできない。"というフレーズ、トレメンドスとミリタントの関係性を表してて大好きなんだ。みんなとの出会いを奇跡のようにも運命のようにも思っていて、わたしはこの繋がりの輪を手放す選択肢が微塵もないので、これからも泣いたり笑ったりしながら、ずーっとみんなと生きていきたい。
ちょくちょくSNSでも書いてるように、この「虐待の国のサラ」という作品は、4年半前にわたしが初めてトレメンドスの客演オーディションを受けた作品。
高校3年間、大学4年間ずーっと学業に専念していたので、将来のために芸事を学んでいるのに将来のことなんて考える余裕もないぐらい大変な学校生活で、商業ミュージカルの勉強をしてたけど、自分には向いてないな、ステージに立つことは好きだけどもうこんな辛い思いは2度と味わいたくないな、でもわたしからステージを取ったら何も残らないし、なんてことをぐるぐる考えていて、いざ大学卒業が迫ってきたとき、結構本気で「大学卒業と同時に死にたいな」って思ってた。
そんなときにトレメンドスを知って、勇気を出して初めて学内ではない外部のオーディションを受けて、合格して、サラの稽古期間中に「みんな当山さん好きで私も好きで、よかったら劇団員になりませんか?」という夢のようなお誘いを知乃さんからいただいて、劇団員になって。
トレメンドスに入るまでは何においても「この道を選んだことは本当に合っているのだろうか」って結構悩んだりときに後悔しちゃうタイプなんだけど、トレメンドスに入ってから何かを後悔したこと、ひとつもない。
甘えるのが下手くそで、年上とか同い年とか歳下とか関係なく対人関係を築くのも下手くそでその場限りの関係性しか築けたことのなかったわたしに、初めて心の底から大好きだと思える、今世も来世もそのまた来世もずーっと一緒にいたいと思える人たちに出会えた。
しばらく会えてないけど(会いたいです)、わたしが入団してから最高すぎるお写真を撮ってくれて、たくさん褒めてくれた里見さん。(実はトレメンドスのオーディション受ける前にサバトの配信買って見てたので、里見さんの皇子ルックと歌声にめろめろでした😻)
バイタリティに溢れてて、本当になんでもできてかっこよくて、久々に会えるとしぬほど嬉しくて、安心感があって、何かと気にかけてくれて、大大大好きなちょくさん。(ふとした雰囲気がわたしの母親に似てて、会うと心が温かくなって泣いちゃいそうになるのは内緒(?))
わたしが18歳のときはフェミニズムのフェの字のかけらもなくてリンゴが転がってても絶対食べなかったのに、自らリンゴを食べて18歳でラディフェミになった、あまりにも賢くて、芯があって、気高くて、強くて、優しくて、可愛くて、おまけにお洋服まで作れちゃう魔法使いでありプリンセスであり子ガキ劇団員のうぃあ。
稽古場でわたしに話しかけられなくてはるに「如月さんと話したい」って頼んできて、気が付いたらよく話すようになって、目が合うと「えへへ」って口に出しながらにこにこしてきて、一緒に帰ったり、ご飯食べたりもして、歌もダンスも芝居も上手な芸達者で、トレメンドスに対して誠実で、入団が決まったときには「大好きなみんなと一緒にいられるのが嬉しい」と泣いて喜んでくれた頼もしくて心強い新人劇団員のりり。
初めてトレメンドスに出たときはたった1人の客演で、大人しくて何考えてるかわからない子だなぁと思ってたら自分の気持ちと言葉をしっかり持ってて、今までロリィタ着たことないのが信じられないぐらいロリィタが似合ってて、ミリタント達にはまだ伝わってないだろうけどありえないぐらい面白くて、わたしにはない儚さと華があって、初めてトレメンドスに出てくれたときからずっとずっと劇団員になってほしくてやっと劇団に入団してくれた新人劇団員のもーりー。
真面目で、勤勉家で、傾聴力があって、人の心を動かす文章力と力強さがあって、メラつきの火力が高くて、強さと弱さを兼ね備えていて放っておけなくて、独特すぎるユーモアもあって、実は劇団で唯一の同い年で、何気にわたしの役を継ぐ回数が圧倒的に多くて、どんな役も自分のものにする力とセンスと華があって、とにかく早く元気になって前線に戻ってきてほしいみじゃ。(みじゃが入団のときにわたしに救われたってよく言ってくれるのが本当に嬉しいんだよ〜。)
第一印象はふわふわした子だなぁと思ってたけどわたしを超えてくるぐらい毒舌(?)で、負けず嫌いで、努力家で、わたしの目に見える範囲も見えていない範囲もとにかく劇団とミリタントのことを思ってずっと動き続けてくれて(頭が上がりません)、自分も大変なのに人を気遣うことのできる心の広さと優しさがあって、視野が広くて、人としても俳優としても信じられないスピードで成長してて、トレメンドスのプリンセス像を体現しているはる。(わたしが頼りになる先輩じゃなきゃいけないのにずーっと頼りっぱなしでごめんね。本当にありがとう。)
わたしがこの人生で出会った中で一番絵がうまくてセンスが抜群で、何においても勉強熱心で、努力家で、ステージに立つとありえないぐらい存在感があって「これぞトレメンドスだなぁ」と思わせて奮い立たせてくれて、トレメンドス愛に溢れているアカバネさん。(わたしの引退についての話が出た会議の日、「当山の引退ステージに一緒に立てないのは悔しいけどわたしも治療頑張る!当山と少し共通した環境でもあるから、何か辛いことがあったら話してね」って言ってくれたのが本当に嬉しかったです。またアカバネさんがステージに立つ姿が見たい!)
何食べたらこんな面白くなれるんだろうってぐらい、悔しいぐらいに天才的に面白くて、歌もダンスも芝居も本当に上手で、誰よりもエンターテイナーで、劇団員の中で誰よりも一緒に帰ってるけど毎回何であんなに笑ったか思い出せないぐらい涙が出るぐらい笑い合えて、一緒にいると最高に楽しくて、思いやりがあって、「わたしの誕生日、せどぅさんの作った曲が欲しいです」って言ったことを覚えててくれて本当に曲をプレゼントしてくれたせどぅさん。
まだ面白くなろうとしてるのが意味わかんないぐらい面白くて、語彙が変じゃないんだけど変で、心の中で何回もチケット代払いまくったぐらいありえないほど歌がうまくて、ステージに立つ上での心構えだったり品格がめちゃくちゃしっかりあって、技術面でも精神面でも人間に成長の壁なんてないんだなと思えるぐらいの向上心があって、ステージ上はもちろん日常においても場の空気を見る力と変える力があるスーパー頼りになる椿さん。
わたしが入団のお誘いを受けたときに「たまえも誘ってほしい」って知乃さんにお願いしたぐらい出会った当時から大好きで、右に出る者が誰もいないぐらいダンスがうまくて、いなかったら作品が完成しないぐらいトレメンドス作品の核を担ってて、一見しっかりしてるのにどこか抜けてるところがなんか憎めなくて、でもやっぱりしっかりしてて手広くなんでもできて、ミリタントはみんなたまえのことかっこいいって言うけどわたしから見たらかわいくて、その笑顔と人間としての強さに何度も何度も何度も救われてきた、最強で唯一無二の同期、たまえ。
まじで人智を越えてなんでも知っててなんでもできて、なんでもできるだけじゃなくて圧倒的な努力とセンスがあって、人生のあらゆるタイミングで何度でも読みたくなるような、読まなきゃと思わせるような、人生を揺るがす力と力強く地を踏みしめる力を与えてくれるような誰にも真似できない唯一の脚本を書くことができて、リスペクトされる側の人間なのに常に劇団員、ミリタント、様々な女達への半端ないリスペクトがあって、謙虚で、本当に優しくて、わたしの俳優引退という決断を尊重して讃えてくれた、えんさん。
この人に出会えてなかったら今頃わたしはどうなっちゃってたんだろう、と思うぐらいわたしの人生に大きな影響を与え続けてくれて、しかもそれは絶対にわたしだけじゃなくてみんなもそうで、信じられないぐらい勉強家で努力家でいつだって頼りになる背中を見せてくれて、でも頼ってくれて、甘えることを許してくれて、でも力強く背中を叩いてくれて、これまで出会ってきた誰よりも情に熱くて、人を信じさせる力があって、引っ張っていくというよりはみんなの真ん中にいてみんなを巻き込む力があって、喜怒哀楽全ての感情をこれまで分かち合ってきて、互いの手を握りながらいろんな速度で歩いたり走ったりしてきて、どんなときも一緒にいたくて、何よりも深くて広い愛を持っていて、その愛を小出しにするんじゃなくていつもフルパワーで与えてくれる知乃さん。
様々なタイミングでトレメンドスに出会ってくれて、愛してくれて、信じてくれて、ついてきてくれて、もはや劇団員で(?)、現場で会うと「如月さん!」って嬉しそうに話しかけてくれて、雑談や日常で起きた些細な出来事や心と頭を整理して口に出すまでに想像を超えるほどの労力が必要な大事な話もなんでも聞かせてくれて、こちらの話も聞いてくれて、演者とお客様という垣根がいい意味でなくて互いを信頼しあえて、目をつむって耳を塞ぎたくなるような真実にも折れずに立ち向かう強さがあって、学び続ける力があって賢くて、この繋がりの輪を手放さずに、こちらの手を強く握り返してくれる力強さのある、わたしに生きる力をくれた何よりも大好きなプリンセス同盟のミリタント達。
わたしは俳優を引退する、という決断を取るに至ったけど、この決断は全く後ろ向きではなくて、むしろ回復のための大きな一歩。
自身の回復のために俳優を引退すること、そして俳優を引退しても退団はしない、という選択を自分が選ぶことができたのは間違いなくトレメンドスの劇団員達と、ミリタント達のおかげ。本当に、本当に、本当にありがとう。
来年はカウンセリング治療をしながら、ステージを降りてみんなとこれまで以上に近いところで、トレメンドスと生きていきます。
本番いるよ。トレアカもいる。会える頻度はこれまでと変わりません。
わたしがママの年齢を超えたら、そのときは記念公演がしたい。みんなと一緒に、悲しさなんて微塵も感じないぐらい笑い合いながらそのときを迎えたい。どうかそのときまで、そのときを超えても、トレメンドスと一緒にいてください。
撮影:佐々木啓太様
天極楽如月🎀
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