【重要】4月公演「UNITE」中止のお知らせとご報告

TremendousCircusを応援してくださる皆様へ。
トレメンドス運営 2026.04.08
誰でも

TremendousCircusを応援してくださる皆様へ。

誠に無念ではございますが、4月10日より予定しておりました本公演「UNITE」は中止することを最終決定いたしました。直前のご案内となりましたこと、心よりお詫び申し上げます。

中止に至った理由は、会場(府中市中央文化センター)の協力会社代表・男性A氏による劇団員(若年女性)への著しいハラスメント、およびその後の府中市による極めて不誠実な組織的対応にあります。

1.ハラスメント加害者(男性A氏)による言動

打ち合わせの際、男性A氏は舞台監督を務める女性劇団員に対し、以下の言葉を浴びせ、執拗に叱責しました。

「あなたはまだ若いので知らないと思いますが、私は何年も舞台専門でやってるんで。若いのに知ったような口を利かれると、こっちも協力する気がなくなるんですよ。舞台を成功させたいですよね? だったら知ったような口を利かないでください。」

「そっちがそういう態度だったらこっちもこういう態度になっちゃうよ。ここで公演したいんですよね? だったらまず関係性築いていかないと。」

また、男性A氏は我々が技術資料の提供を、打ち合わせ当日も申し入れたにも関わらず「基本照明仕込み図」のみを渡し、その他の図面や備品リストを一切提供しないという、プロの現場ではあり得ない実務妨害を行いました。

2.府中市による不適切な対応と二次加害

ハラスメントの事実を認めた後も、府中市の対応は、表現活動と安全を著しく軽視したものでした。

加害者側との連絡強要: 早期の会社変更を怠り、ハラスメント加害者であるA氏の会社のメールアドレスを技術窓口として執拗に使用し続けるよう強要しました。これは被害者への深刻な二次加害です。

情報の隠蔽と遅延: 資料提供が極めて遅く、当劇団からの再三の指摘を受けてようやく一部の事実を開示するなど、不誠実な対応に終始しました。

運営体制の崩壊: 最終的には、専門知識のない事務職の所長が音響操作を仕切ろうとするなど、安全な公演実施を物理的に不可能にする条件を突きつけられました。

・中止を決断した理由 

「若い女性である」という理由で専門性を否定され、施設の利用権を盾に屈従を強いる構造的暴力に対し、私たちは「女性であり、表現者としての尊厳を守る」ために、この場所で幕を上げることを拒絶いたします。

・チケットについて

本公演は当日精算を予定していたため、事前にお支払いいただいたチケット代金の払い戻し手続きはございません。ご予約いただいた皆様には多大なるご迷惑をおかけいたします。

私たちはこの不当な支配に屈せず、今後、府中市および関係者に対し厳正に責任を追及してまいります。

楽しみにしてくださっていた皆様、どうか私たちの決断をご理解いただけますと幸いです。

2026年4月8日

TremendousCircus

劇団としての思い

まず、トレメンドスサーカスは「女性の安心安全スペースを絶対死守する」ことをご来場いただくすべての女性のお客様に約束しております。

このような人間が管理・運営する環境下に皆様をお招きすること、メンバーの尊厳が回復されることがないまま公演を続けることは不可能と判断し、公演中止を決断しました。

加害行為について、たかがこの程度なんですけど、と自分を卑下せずに、被害当事者劇団員たちが、劇団を頼りにしてくれたこと。公演中止の決断を「尊厳が1番大事」という理由で他のメンバーも満場一致で決定できたこと。誇りを何より大事に生きる彼女達を、本当に誇りに思っています。公演中止という決断は私達としても断腸の思いですが、同時に後悔していません。不当な要求は飲まない、ガスライティングに乗らない。男がやっていることと同じように、当たり前のことをして、女性の人権の向上についての貴重な公演の機会が踏みにじられるのであれば、我々も戦うのみです。ご理解いただけますと幸いでございます。

TremendousCircus 団長 第六天魔王知乃

TremendousCircus 一同

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